本当に努力値に余りなんて存在するのか?

前語り

皆さんは構築記事を読んでいる時に、よく「余りH」などといった書き方を目にしませんか?

私自身も構築記事を書く際によく使います。

 

これは調整をした際に、どう降っても役割対象に対して影響が無い努力値のことを表しています。

 

しかし、ここで私の中にひとつの疑問が生じました。

 

『本当に努力値に余りなんて存在するのか?』
 

例えば、「D12 調整意図:余り」と表記されている個体がいるとしましょう。

この時、この「12」の努力値をさらに有効に使える可能性があるのでは無いでしょうか?

 

まだ見ぬ可能性

この「12」という努力値

これを攻撃に降ってみると、場合によってそのままの調整では落ちなかったポケモンが落ちるかもしれません。

 

これを防御に降ってみると、場合によっては本来不利なはずが、1発相手の攻撃を乱数で耐えることができるようになり、一矢報いることも出来るはずです。

 

上記2例だけではありません。

この「12」、或いは別の余った努力値

それだけで、今貴方が調整を施している個体は無限のまだ見ぬ可能性があるのです。

 

それを考える柔軟な思考と発想力

ただ、ほぼ全てのポケモンユーザーはこの余った努力値を有効活用することはできません。

私もその1人です。

 

しかし、この余った努力値で役割範囲が増えることに気づき、それを利用することがポケモンプレイヤーとして1歩ステップアップする要因なのかもしれません。

 

既に皆さんは気づいているはずです。

トップレベルのプレイヤーは、私たちが気づくことのなかった調整を施し、実際に結果を残しているということを。

 

このひと握りのトッププレイヤー達は、既にこれに気づくことが出来ていて、それを踏まえて調整を考えています。

 

後語り

ここまで色々と話して来ましたが、心に留めておいて欲しいのは

 

『その「余り」でポケモンには無限の可能性がある』
 

と言うことです。

 

ここまで見てくれてありがとうございました。